ブログ紹介のブログ


皆様、こんにちは。久しぶりのブログ更新です。

コロナにめげず頑張っておられるでしょうか?


今回は米国の著名なお茶ブロガー、ニコル・ウイルソンさんのブログ紹介です。

久しぶりと言いながら他人のブログ紹介で済ますとは、ずいぶん手抜きじゃないか!とお叱りを受けそうですが、手抜きでも何でもございません。


彼女が住む米国東海岸まではるばる狭山茶のサンプルを送り、それを試飲してもらって感じたことを的確にブログに表現してもらったという訳です。ある意味当方との共作ブログと言えますので、このさやまちゃ塾サイトでもご紹介する価値は十分あると確信しております。


騙されたと思って後述の本文和訳を読んでみてください。

いろいろ興味が湧いてきますよ。


それではまたどこかでお会いしましょう!


なおブログの英文オリジナルは彼女のサイト「Tea for me please」で掲載中です。

https://www.teaformeplease.com/sayama-green-tea-school/


(ブログ本文和訳)

私は「萎凋煎茶(Oxidized sencha)」という見出しのメールを見つけるとすぐに開きたくなります。サンプルを送るからレビューしてみてくれないかとさやまちゃ塾から連絡があった時、まさにそれが起こったのです。その名の通り、さやまちゃ塾は、日本茶の一大産地狭山でお茶の授業や、茶畑散策を行っています。私は最近日本に行く夢をよく見るので、日本に旅行することがあれば、必ず彼らにコンタクトしようと思います。彼らはまた自社のウェブサイト「SaiSai」を通じて日本茶を販売しています。今回彼らから、3種類の煎茶(うち2種類は萎凋煎茶)と玄米茶の計4つをいただきました。すべてのお茶は狭山で生産されたものですが、どれも異なった特徴を持つお茶でした。これは日本茶の多様性を表している一例と言えます。


緑茶を萎凋するとはどういうことでしょうか?機械化や冷蔵技術が進む以前の時代は、緑茶の加工は今日よりもはるかに長い時間がかかりました。そのため茶葉が萎れたり酸化発酵したりすることが自然に起こりました。その結果、私たちが飲み慣れているものよりも芳香の強いお茶ができあがったのです。

それでは4つのお茶をひとつずつ吟味していきます。


1.ゆめわかば

ゆめわかば(萎凋茶のひとつ)の葉は、非常に濃い緑色をした美しい光沢のある針のような形状でした。淹れたお茶は、透明な緑がかった黄色の水色でした。さやまちゃ塾から送ってもらった添え書きには“甘くてきらびやかな香りがする”と書いてありましたが、私はそれよりうまく表現できないかもしれません。上品な柔らかさを伴った、薫り高いお茶でした。春の日に洗濯干しされた白いコットンシーツが風にたなびいているような、清潔なリネンを思い起こさせる新鮮さがありました。このお茶はパリの日本茶セレクションで金賞を受賞したそうです。


2.ふうが(風雅)

風雅(これも萎凋茶)の葉もとても素敵でしたが、全体としてはゆめわかばほどではありませんでした。茶葉はやはり濃い緑色をしていましたが、少しくすんだ色合いでした。味はシャープで、ゆめわかばほど優美な感じはしませんでしたが、それでも十分楽しめました。飲んでみると塩っぱさに近いうま味が余韻として残りました。苦くはありませんが舌の真ん中に幾ばくか渋みが感じられ、それが喉の奥まで広がっていきました。二煎目は水色がより濃くなり、出汁のようなうま味の感じが強くなりました。


3.はるか(春香)

春香は萎凋茶として分類されていない通常の煎茶です。茶葉はより砕かれていて、淹れるとさらにくすんだ緑の水色になりました。味は風雅よりマイルドで花のような甘みがあります。さやまちゃ塾の添え書きには“桜のはなびらの香り”とありましたが、まさにその通りです。全体的にとても心が鎮まる効果がありました。一煎目のうま味は微妙でしたが、二煎目は際立っていました。興味深いことに三煎目はより味が濃くなり、それまでは感じられなかった柑橘系の香味がほのかにしました。


4.こいき(小粋)

小粋は煎茶の中に炒った米を混ぜて作った玄米茶です。添え書きには“高級米の生産で有名な秋田産の米”と書かれていました。渋みはほとんどなく、甘くてトーストのような味わいでした。バランスがよく、一方のフレーバーがもう一方のフレーバーを追い越すことはありませんでした。玄米茶は私にとってとても心地よいお茶です。雨の日は少し寒いのでよく飲みます。彼らのお茶淹れ要領によれば、沸騰したお湯を入れて30秒間抽出するということでしたが、驚くべきことにその通り抽出しても苦味はまったく出ませんでした。


以上のお茶は、さやまちゃ塾からご提供いただきました。


私はこれら4つのお茶すべてを堪能しました。すべて煎茶でしたが、それぞれが独特のキャラクターを持っていました。さやまちゃ塾のみなさん、シェアしてくれてありがとう!狭山茶を試してみたい方は是非チェックしてみてください。


(以上)