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石尾祥馬(ささら屋)
新井真一郎(新井園本店)
当塾の茶匠たちをご紹介いたします。
狭山園
1951年創業。“トトロの森”狭山丘陵の裾野に位置する茶畑は、当主和田が先代から受け継いだミネラル豊富な沃土に恵まれ、秀逸な茶葉を育てる。和田の淹れる浅蒸しの香り豊かな狭山茶に、誰もが魅了される。そして和田家の隣にある古民家“クロスケの家”からは、大きなトトロが顔を覗かせる。
奥富園
江戸時代中期創業。訪れた瞬間にその歴史と伝統の深みに感嘆せずにはいられない。15代目当主奥富雅浩は、魔法のような手さばきで見事な味のお茶を淹れてくれる。狭山では数少ない抹茶生産農家でもある。欧州でも認められたその味は、忙しい日常から逃れしばしの安らぎをもたらしてくれる。
当該茶園の事情により、本年の開催は見合わせております。
なにとぞご了承ください。
横田園
大正天皇にもお茶を献上した歴史ある老舗、横田園。手入れの行き届いた庭先の芝生と松の木、誰もが入りたくなるお茶店舗の門構え。暖簾をくぐると、6代目当主横田貴弘が笑顔で出迎えてくれる。親しみやすい言葉でお茶の極意を語り、鍛錬されたお茶淹れの技で本物の狭山茶を味あわせてくれる。
池乃屋園
200年の長きにわたり、金子の茶畑を守り続けてきた池谷家の当主、池谷英樹は狭山茶の伝統を真に受け継ぐ若き名匠だ。古くから海外でも評価を得た池乃屋園のお茶は、狭山の地で育まれた確かな技術と“一葉入魂”の飽くなき品質へのこだわりによって、飲む者を悦楽の高みへと誘う。
ささら屋
狭山茶農家 ささら屋は、『狭山茶再興の地』としての石碑が残る入間市宮寺の地で、江戸の昔より続くお茶農家。
元々は茶葉の栽培を中心とする生葉農家だったが、2018年より緑茶や和紅茶、茎ほうじ茶などの販売に乗り出した。「しっちゃかめっちゃか」を意味する埼玉西部の方言『ささらほうさら』を由来とする屋号の通り、古き良きお茶栽培の伝統を受け継ぎつつ、新しい世代の感性でお茶の新しい楽しみ方を届けている。
新井園本店
新井園本店は1924年の創業。一世紀近くの長きにわたり狭山の地で本物のお茶を作り続け、天皇杯受賞やローマ法王への献上等、数多くの実績を上げてきた茶園です。4代目新井真一郎は「最良の原材料を用い、真心を込めてお造りする」という先代のこころをしっかり受け継ぎ、“狭山茶処”の魂を着実に未来へと繋いでいきます。